鈴木清順のこの異色作では、カメラが自在に動き回り、無秩序かつ破滅的なストーリー展開が独特な後味を残します。本編に流れるジャズやドキュメント調の映像は、ヌーベルバーグを意識して制作されたとも言われています。この作品は監督の初期の傑作として語り継がれています。